ダイエット・メタボ対策に『サバの水煮缶』

サバの水煮缶』を食べると、腸から「痩せホルモン(GLP-1)」が出る!糖尿病や肥満に特効!
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■脳の食欲中枢を刺激し、満腹感をもたらす

近年、ダイエットを語るうえで、腸の健康を保つことが大切だということが広く知られてきました。 実際、腸内環境が悪化して便秘に陥ると、肥満や免疫力の低下の引き金になります。 反対に、腸を健やかな状態にキープすれば、ダイエット効果はもちろん、さまざまな健康効果が期待できるのです。 その一方で、意外に知られていないのが、腸そのものから、ダイエットに役立つホルモンが分泌されているということです。 それが、いわゆる「痩せホルモン」と呼ばれる『GLP-1』です。 GLP-1は、小腸の下部に多く存在するL細胞から分泌されるホルモンです。そもそもGLP-1の研究が進んだのは、 糖尿病の治療に役立つと注目されたのがきっかけです。 私たちが食べ物を口にすると、血液中の糖分量(血糖)が増えます。すると、上昇した血糖を抑えようと、 膵臓からインスリンが分泌されます。GLP-1には、インスリンの分泌を促す働きがあることが判明したのです。 また、同じく膵臓から分泌されるホルモンに、血糖を下げるグルカゴンがあります。 GLP-1は、このホルモンの分泌を抑制することもわかりました。 つまり、血糖を下げる働きを助けて、血糖を上げる働きを抑制するというダブルパンチ。 実際、この仕組みを応用した糖尿病(血糖代謝異常)の治療薬が開発されています。

こうしてGLP-1の研究が進むうちに、血糖抑制だけでなく、他にも優れた働きがあることがわかってきました。 腸は、第2の脳と呼ばれるように、脳と密接な関係がある臓器です。 GLP-1は、神経系を通って、脳の食欲中枢を刺激することが判明しています。 つまり、ダイレクトに脳へ働きかけて、満腹感をもたらすのです。 また、胃の働きを鈍くして、胃の内容物の排出を遅らせることもわかりました。 内容物の排出が遅くなるということは、胃に滞在する時間が長くなるので、自然と満腹感が高まり、食欲が抑えられます。 糖尿病と肥満には、密接な関係があります。その肥満の改善にも、有効な優れたホルモンなのです。



●痩せホルモンの分泌をさばの脂が促す

とはいえ、GLP-1の治療薬は、あくまで薬なので、糖尿病の人にしか使えません。 では、糖尿病ではない方々がGLP-1の恩恵を受けるには、どうしたらいいのでしょうか。 そこでお勧めしたいのが『サバの水煮缶』です。 さばには、 EPA (エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。 EPAは、血液中の中性脂肪や総コレステロールを下げる働きがあります。 実際に、高脂血症や脚の動脈硬化症の治療薬としても 応用されています。

さて、このEPAにまつわる研究で新事実が判明しました。GLP-1を分泌するL細胞に、EPAの受容体があることがわかったのです。 つまり、EPAがL細胞を刺激して、GLP-1の分泌を促す作用が期待できるわけです。 これは、世界で最も権威のある科学誌「ネイチャー」で発表されました。 EPAは、青魚に多く含まれる脂ですが、特にサバに豊富に含まれています。 脂なので、もちろん、旬の時期のものがおススメです。その点、缶詰の場合は、旬の時期にまとめて作られることが多いため、 1年を通して良質の大量のEPAが含まれています。缶詰の場合、材料を缶に詰めて、密封した状態で加熱をするため、 サバの脂を失うことなく、効率的に摂取できるのです。また、いろいろな料理に活用しやすいのもポイントです。 サバの水煮缶を利用するときは、一度に大量の摂取は禁物。脂が多いので、当然、カロリーも低くありません。 多くても1日1缶を限度に、週に3缶くらいを目安にしましょう。また、水煮缶の脂だけを料理に利用する方法もお勧めです。 とはいえ、いつも同じものを食べると、飽きがくるかもしれません。その場合は、他の青魚を食べましょう。

さらにサバの水煮缶と一緒に食物繊維を摂ることもお勧めします。食物繊維は胃で消化されずに腸に達して、腸を刺激します。 この腸の刺激が、GLP-1の分泌を促進すると考えられているのです。 EPAと食物繊維を組み合わせることで、少ない食事量でも、満腹感を得られることが期待できます。 また、食物繊維には、現代人に不足しています。GLP-1の分泌だけでなく、コレステロールの抑制、便通の改善など、 健康に役立つ働きが多いので、ぜひとも、積極的に摂取していただきたい栄養素です。 サバの水煮缶を上手に利用して、腸から「痩せホルモン」の分泌を促し、肥満の改善に役立ててください。