メタボ解消筋強化4『8カウント腿落とし@』

太鼓腹や下腹ポッコリを招く、内臓脂肪太りは腹筋強化ではへこまず、何と解消の急所は太腿。 下腹ポッコリ太鼓腹は腹筋より足腰のメタボ解消筋を強めて内臓脂肪を減らせばへこみ、最高は8カウントも落とした。
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メタボ解消筋強化4『8カウント腿落とし@』

■筋肉量が多い人ほど痩せやすい

50歳前後になると、下腹がポッコリと突き出てきたり、お腹全体が太鼓のように丸く張り出してきたりして、 お腹が目立って太ってくる人が大勢います。なぜ50歳前後になると、このような下腹ポッコリや太鼓腹のおなか太りを 招くのでしょうか。下腹ポッコリや太鼓腹の犯人は、お腹の奥にある内臓の周囲に付く「内臓脂肪」です。 内臓脂肪は、どの内臓にも付くわけではなく、主に肝臓と腸管版(腸管を背中側に固定する薄い膜)に溜まります。 下腹ポッコリや太鼓腹は、内臓脂肪太りに加え、 高血圧高血糖脂質異常症のうち2つ以上を併せ持つ メタボリックシンドロームを招く危険性を高めます。 さらに、メタボリックシンドロームになると、 動脈硬化が進み、 心筋梗塞脳卒中 といった重大な病気にも結び付きかねません。 内臓脂肪が溜まった下腹ポッコリや太鼓腹は、お腹太りという見た目の問題だけでなく、命に関わる大病の元凶にもなるのです。

では、なぜ50歳前後になると、内臓脂肪がたまりやすくなるのでしょうか。 その大きな原因は、筋肉の減少にあります。筋肉こそが、体内で内臓脂肪を燃やす最も重要な器官なのです。 人間のエネルギーの消費は、呼吸や血液循環、体温保持など生命を維持するために必要な「基礎代謝」と、 日常の動作や運動をすることで行われる「活動代謝」に大別されます。 内臓脂肪が溜まってお腹太りを招くのは、食事から摂ったエネルギー量よりも、基礎代謝や活動代謝によって消費される エネルギー量の方が少なくなるからです。 実は、基礎代謝によって消費されるエネルギー量は、1日の総消費エネルギー量の60〜70%を占めています。 同じ食事をしていても、基礎代謝がければ太りにくく、反対に低ければ太りやすくなるのです。

ここで、重要になるポイントは、基礎代謝の約30%は、筋肉によって行われているということ。 筋肉量の多い人は、少ない人よりも基礎代謝が高くなり、痩せやすい体質と言えるのです。 基礎代謝量は、筋肉量にほぼ比例して増えたり減ったりしていくことがわかっています。 筋肉量が増えれば、普段通り生活をしているだけでより多くのエネルギーが消費され、内臓脂肪が溜まりにくく、 引き締まったお腹を維持できます。ところが、基礎代謝は30代から徐々に低下します。 50歳前後になってお腹太りが加速するのは、基礎代謝によって消費されるエネルギー量が減少し、 食事で摂取したエネルギーの余りを内臓脂肪として蓄積してしまうからです。 とはいえ、年を取ることで基礎代謝が低下しても、筋肉量を増やす筋力トレーニング(以下、筋トレと略す)を行えば、 基礎代謝を高めることは十分に可能なのです。


■全身の筋肉量のうち、腹筋の割合は少ない

では、下腹ポッコリや太鼓腹の内臓脂肪太りを解消するには、どんな筋トレが適切なのでしょうか。 おそらく、多くの人が、床にあおむけに寝て状態を起こす腹筋運動を思い浮かべると思います。 例えば、腹筋運動を1日に500回も続ければ、確かにお腹はへこむかもしてません。 しかし、下腹ポッコリや太鼓腹の人は、膨らんだお腹が邪魔をして、腹筋運動をするのが困難です。 そもそも、内臓脂肪太りを解消するのに、真っ先に腹筋運動を行うことは最適ではありません。 実際、腹筋運動を毎日続けているのに、お腹がへこまないひと人が大勢いると思います。 もし、あなたが、何とかしてお腹をへこませようと、1日に数十回、腹筋運動だけを行っているのなら、やめた方がいいでしょう。 お腹にある腹筋だけを鍛えても、お腹はなかなかへこみません。 なぜなら、全身の筋肉のうち、腹筋が占める筋肉量の割合は少ないので、腹筋だけを鍛えても基礎代謝が十分に高まらず、、 内臓脂肪を燃やすという根本的な解決につながらないからです。 内臓脂肪を燃やし、お腹をへこますカギは、まず、全身の筋肉の中でも筋肉量の割合が多い部位を鍛え、 基礎代謝を高めてエネルギーを消費しやすくすることです。 そのためには、下半身の大きな筋肉、特に太腿の筋肉を優先的に鍛えることが最も効率的です。 次ページで詳しく説明していきましょう。